YouTubeの大量削除に思う事
ちょっと前のニュースだけど、JASRACやテレビ局がYouTubeに申請して、違法なコンテンツ3万件を削除したそうな。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/10/20/13685.html
まぁ、テレビ局とかが削除申請を出すのも当然だし、許可なくコンテンツをアップするのは違法っちゃー違法なんだけど、テレビ局にしてもユーザーにしても、もっとうまい方法で共存できないのかなって思う。
ただ、テレビ番組(地上波限定)ってのはCMがあって、そのスポンサーからお金をもらってるので、YouTubeにアップされてるような、番組の一部を切り取ってアップされてしまうと、いくらview数が多くても、CMカットされたスポンサー側には何のメリットもない。
ただ、ちょっと考えてみたんだけど、これがもし、スポンサーにメリットがある形でアップされてれば、そんなに削除されなくなるんじゃないかなぁ。
例えば、これ
http://www.youtube.com/watch?v=S2wZ5bvlBcI&NR
小林製薬の「トイレその後に」のCMのパロディなんだけど、これって小林製薬から削除依頼ってきっとこないよね。だって、このムービー見たら、絶対「トイレその後に」のフレーズ忘れなくなるからCM効果はばっちしなはずだし。
また、普通の番組の一部を切り取ってアップする場合でも、ムービーの最初の3秒にスポンサーの画面を入れておけば、view数が増えれば増えるほどスポンサーの知名度は上がっていくわけだから、企業イメージとかは別としてCM効果はそれなりにあるはず。
こんな形でまずは、スポンサーが好んで削除したいと思わないようにアップしておけば、スポンサーからお金をもらってるテレビ局も考え方をかえて、うまくYouTubeを利用する方向に話が進むんじゃないかなぁ。