Androidデベロッパーチャレンジ

最近ちまたで話題(?)のGoogleAndroidですが、デベロッパーチャレンジなるものを開催するらしい。
http://www.google.co.jp/intl/ja/press/pressrel/20071113.html


ちなみにAndroidを簡単に説明すると、携帯上のOSのことで、Androidのアプリを作るってのは、
Androidが搭載された携帯電話のアプリを開発することに相当します。


デベロッパーチャレンジの総額1000万ドルってのに心惹かれたので、
Android上で自作アプリ作るとしたらどんなのがあるかちと考えてみた。

残留思念

ちと適当な名前が思いつかなかったんだけど、別にオカルトなアプリじゃない。
必要なのはGPSとネットにアクセスできる携帯。


まず残留思念(=メッセージのことね)を残したいユーザーは、適当な場所でメッセージを書き込む。
そうするとGPSで読み取った位置情報とそのメッセージがリンクされ、
他の人は、そのメッセージを書き込んだ場所の近くじゃないと読めない。

書き込んだ場所の近くじゃないと読めないってのが不便に思えるけど、
他の場所の余計な情報は入らず、入ってくるメッセージはだいたいその場所にリンクしてる情報だし、
その場所ならではの情報ってのが面白いと思う。


残留思念って名前がオカルトな感じで、イメージしにくいかもしれないけど、
すっごくローカルな情報をメッセージとして残せるので、
例えば、すっげーうまい(or まずい)飯屋に行ったとして、
その情報をその店の近くに残留思念として残しておけば、
近くを通りかかった人はそのメッセージを読み取って、その店に行くか行かないか決めれるわけだ。


また、残留思念の公開範囲を設定して、教室一個分だけにしておけば、
学校で同じ授業に出てる人達ためだけのメッセージをやり取りすることもできるようになる。
もちろんこういうのは携帯の掲示板とかを設置しておけば今でも出来るんだけど、
残留思念のやり方だと事前準備は必要ないし、アドホック掲示板をいつでもどこでも設置できるってのがミソかな。


あとはちょっとしたオリエンテーリングのツールとしても使えるかも。
最初のヒントから得た情報を元に、ある場所に行いけばそこで残留思念のメッセージが読めて、
次のヒントに進める、とかね。

・・・

でもよく考えたらこれって Android じゃなくっても、今のiアプリでも出来るわ。
つーわけで Android ならでは、というのを考えるのは難しいので、
とりあえず今の携帯でも出来そうな事も含めて、新しいアプリを考えてみよ。

監視カメラ

携帯のデジカメで撮影した画像データを、常にサーバーにアップし続けるアプリ。
そのアップされた画像をPCで表示しておけば、携帯カメラがあたかも監視カメラのように使える。
FOMAとかはテレビ電話があるけど、テレビ電話だと画像を一つの携帯にしか送れないけど、
サーバーにアップするやり方にすれば、その画像は複数台のPCで見れるし、
他の携帯でも見ることもできる。


もちろん第一用途は盗さ・・・(以下自粛)

デジカメバトラー

昔あったバーコードバトラーってやつのデジカメ版で、
バーコードバトラーはバーコードを読み取って、それを攻撃力・守備力・素早さとかに数値化したけど、
デジカメバトラーは携帯のデジカメで撮影した画像データからパラメータが決まる。


パラメータは画像が一ドットでも変化すれば、大きく変わるようにしておけば、
うまくバランスのいいパラメータが生成される画像というのは、
とにかく画像を撮りまくって試してみるしかないってことになる。


バーコードバトラーのように、画像→パラメータ化→バトル、という単純なゲームにしてもいいけど、
このパラメータ化のロジックに、ある程度の偏りをあえて入れてみて、
例えば赤が多い画像だと攻撃力が強くて、素早さが低い、
青だと守備力は高いけど、攻撃力が弱い、みたいな感じにするもよし、
画像認識をもうちょっとがんばってみて、
男の画像だと普通に攻撃するけど、女の画像だと体力回復する、
とかってのができれば、RPGでの戦闘コマンドとして使えるんじゃないかな。

つまり、普通のRPGだと、攻撃する種類をコマンドとして選ぶけど、
攻撃するときに毎回画像を撮影して、その画像を元に攻撃方法やパラメータが決まる。
これだと、とにかく攻撃したいときは赤い男の画像を撮影するし、
回復したいときは青い女の人(できれば美人w)を撮影することになる。
これ、PSPのデジカメ使って、電車の中でやれると面白いかも。


今日のところはここまでー