今まで読んだ本

そう言えば今まで読んだ本(技術系のやつ)って何があったんだろうと思い、ちょっとまとめてみました。

C++系

Effective C++―C++の50の急所 (ADDISON‐WESLEYプロフェッショナルコンピューティングシリーズ)
More Effective C++―最新35のプログラミング技法 (ASCII Addison Wesley Programming Series)

• C++系の本で最強に勉強になった本。この本を読んでなかったら、今のレベルには行けなかったと思う。
  C++でプログラム書くエンジニアは全員読んでおくべき。

C++の設計と進化

• C++の言語設計者が書いた本。最近読んだ本の中ではダントツに面白かった。
  これを読んでもC++を勉強したことにはならないが、C++がなぜ今の形になったのかを知る事ができ、C++の何が成功で何が失敗だったかを設計者自身が語ってる部分も面白かった。時間があればもう一回読み直したいと思う。

Efficient C++パフォーマンスプログラミングテクニック

• C++は遅い。とちゃんと調べずにレッテルを張ってる人には、これを読んで勉強すべし。
  この本からも多くの事を学ぶ事ができた。

Exceptional C++―47のクイズ形式によるプログラム問題と解法 (C++ in‐Depth Series)

• ちょっと内容的には難しかった。気がする。確か何回か繰り返して読まないと理解できなかった気がする。Pimplパターンをこの本で学んで、その手法は今でもよく使ってる。

Effective STL―STLを効果的に使いこなす50の鉄則

• 買ったはいいけど、まだちゃんと読んでない。最近STLを本格的に使う事が少なくなったからなぁ。
  でもきっと必要になる時が来る、と思って手元には置いてる。

Modern C++ Design―ジェネリック・プログラミングおよびデザイン・パターンを利用するための究極のテンプレート活用術 (C++ In‐Depth Series)

• C++のテンプレートの大事さに気づかせてくれる本。というかこれが理解できればテンプレートはもう大丈夫ってくらい上級者向けの本。

プログラミング言語C++ (アスキーアジソンウェスレイシリーズ―Ascii Addison Wesley programming series)

• C++の規格書。分厚すぎて読む気がしないが、言語規格を調べる時にリファレンスとして使える。。。時もある。

Perl系

Effective Perl (ASCII Addison Wesley Programming Series)

• Effective C++があまりに良本だったため、本のタイトルだけ見て買った本。期待通りで Perl 版も本当に素晴らしい内容だった。
  ただし、この本によってPerlの深い部分を知る事ができ、それが逆にPerlを嫌いになる結果になってしまった。例えばSchwartz変換の解説は理解できたが、絶対にこの言語は使いこなせないと思った。
  個人的にはC++を理解する&極めるよりも、Perlを理解する&極めるほうがよっぽど難しいと思う。

プログラミングPerl〈VOLUME1〉

• Perl でプログラム書くプログラマはやっぱラクダ本持ってないと駄目だろう。と勝手に思い買ってみた。が、結局ほとんど読まず。

Ruby系

PerlユーザーのためのRuby入門

• Perlに嫌気がさしてRubyを勉強するためにまず買った本。Perlでこう書くコードは、Rubyではこう書くというのがとにかくたくさん載ってて、内容的には少々物足りないんだけど理解はしやすかった。
  とりあえずスタートでつまずかなければ、あとはWEBなり別の本で勉強すればいいやと思ってたので、内容薄めでもレベル的にはちょうどよかった。

Rubyレシピブック 268の技

• Rubyでこういうのがやりたい。というのを解決するための方法を色々紹介してる本。
  Rubyのリファレンスに載ってないtipsもいっぱい載ってた。
  Rubyスクリプトからforkした後の子プロセスの扱い方などはWEBのどこにも載ってなくて、この本にしか情報が見つからなかった事もあった（ちゃんと探せばどこかに載ってるのかもしれないけど）
  今でもこの本を使って調べる事は多い。良本だと思う。

PHP系

PHP辞典 (Desktop reference)

• Perl か Ruby をそれなりに理解して、で、CGI プログラムとかを書いたことあるプログラマなら、PHP の本って必要ないと思う。WEBに情報がたくさん載ってて、言語仕様もそれほど難しくないため簡単に習得できた。
  が、手元にPHPの標準関数を検索できる本が欲しいなと思い、この本を買ってみた。
  ぶっちゃけ、関数の説明も少なすぎで本家の関数リファレンスを見た方がよっぽど情報は多い。
  が、ある程度まで行くと、関数名で仕様とかも推測できてしまうので、ちょこっと関数名を調べたい時に今でも使ってはいる。

その他

Linkers & Loaders

• 今読んでる本。リンカとローダについてはもうある程度理解してるので、新しい発見はないが、リンカとローダの部分はとりあえず勉強しておいて損はない所(特に組み込み系)なので、一応最後まで読むつもり。