Xbox 360 ゲーム開発ツールを公開

Xbox 360 のゲーム開発ツールが公開されるそうな。
http://www.xbox.com/ja-JP/press/release/20060816.htm


でも、あんまりWEBで騒がれてないのを見ると、それほどたいしたことじゃないってみんな思ってるのかもしれないけど、
(まぁ Xbox360 の日本での売り上げがひどすぎるってのもあり)
個人的にはこれって結構すごいことになるんじゃないかなぁって思ってる。もちろん可能性の話だけど。


だって、ユーザーが勝手にアプリ作って遊べるってことは、今PSPとかではやってる(らしい)、
某機のエミュレータとかが、Xbox360でも遊べるってことになるよね?(きっと誰か作るはず)


なんかユーザーが作るアプリってのは、僕たちが想像してなかった何かを作ってくれそうな妄想をいだいちゃう。
もちろん既存のゲームメーカーは色々頭を使って今までになかったゲームってのを色々作ってはいるんだろうけど、
やっぱり個人じゃないと作れないゲームってあるよね。
例えが悪いかもしれないけど、法に触れるようなものとかはゲームメーカーは絶対作らないだろうし。


YouTube が登場して、個人が勝手にTV番組をアップできるようになった今、
これから少なからずTV局側には何かしらの変化が求められてくるはず。
それはきっとユーザーにとっていい方向での変化になると信じたい。


それと同じ事を、Xbox 360 のゲーム開発ツールの公開にも期待したいな。

ユーザーの足跡機能

旅行でレンタカーを借りたんだけど、そこに付いてたカーナビが(多分)それなりに新しいやつで、いわゆるHDDカーナビってやつだった。
目的地をセットししばらく進んでから、どうも車内で流れてる曲がラジオじゃなくってアルバム曲なことに気がついた。
カーナビのメニューを見てみると、ラジオ・CD・M.Catcherみたいなのが並んでて、M.Catcherを選ぶと何かしらのアルバムが再生されるっぽかった。
ちなみに、再生される曲のジャンルは色々で、ミスチルレミオロメンなどのJ-Popや、よくわからん洋楽や、なぜかアンパンマンの曲も入ってた。
(立体駐車場で管理人の指示に従って止めようとしたときに、急にアンパンマンの曲が流れてきたのはびみょ〜に恥ずかしかった。。。)


で、このM.Catcherってのが何なのかよく分かってなかったんだけど、自分たちで持ってきたCDを入れて再生したとき、その機能を理解できた。
要は、カーナビにCDを入れて再生すると、それが勝手にキャプチャーされてHDD内に保存されるみたい。
(こういうカーナビがあることは知ってたけど、M.Catcherって名前がこの機能の事ってのには気づかなかったよ・・・)


レンタカーなので、以前に借りてた人の再生したCDが勝手にHDDに保存されてたわけですね。だから曲のジャンルもばらばら。
持って行ったCDもそれほど多くなかったし、HDD内に入ってた曲の中に好きなアルバムが入ってたので、ラッキーって思いながら使っちゃいました。


さて、前置きが長くなっちゃったんだけど、こういった自分以外のユーザーの行動に応じて何かしらのサービスを受けれるサービスというので、何か面白いのってまだまだあるんじゃないかなぁってふと思った。


もちろん既存のサービスで面白いものは色々あって、例えば Amazon では、ある商品を発注すると、その商品を買った人が続いて買った商品の一覧を自動的に Pick up して表示してくれる。プログラマプログラマ向けの本を合わせて買うことも多いし、エロ系買うひとはエロ系を合わせて買うだろう、という考えからの機能だと思うんだけど、めちゃめちゃ良く出来た機能だと思う。おいらは、この機能のおかげで、ついつい2・3冊余計に買っちゃいます。


また、はてなブックマーク人気エントリーというページでは、みんながはてなでブックマークされた数が多かったものの一覧が見れるようになっている。みんながブックマークする=注目されてる (or 面白い) ってことになるので、その人気エントリーを見てみると、最近話題になったページが分かることになって結構便利。


とまあ、ここで自分が考えた新しいアイデアを紹介したかったんだけど、残念ながらこれってのが思いつかず。。。

もったいない

おいらは朝ご飯用として前日の夜におにぎりをよく買うのだが、朝時間がなくて食べなくて消費期限切れでそのまま捨てちゃうことがある。これは、もったいない。
ちなみに、この世の中にはもったいないことが意外とたくさんあるものだ。それにちゃんと気付きたいものだ。


飲み会に遅れていったら、ほとんど料理が残ってなかった割りに会費はきっちり取られた。もったいない。
チェゴヤで楽しく飲んでたら、ついつい終電逃してタクシー帰り。もったいない。
飲み会で、自分に気がある子が視線を送ってたことに気がつかなかった。もったいない。


つい余計な一言を言ったせいで、人間関係が気まずくなった。もったいない。
日本で有名な選手が日本を飛び出し、世界で活躍しようと試みたが、ほとんど通用しなかった。日本で満足してればチヤホヤされ続けたのに。もったいない。
ほぼ毎日、逆援助交際のメールが来るが、メールの文面からするとかな〜りおいしい話。どうせスパムメール、と即消去するのだが、実はその中に本当のおいしい話が埋もれていた(多分)。もったいない。



オープンソースのプログラムは多くの人が見てそこから学び、使う事ができるが、プロプライエタリであればどんなに素晴らしいプログラムでも、一部の人しか見る事ができない。もったいない。
どんなにすぐれた技術を持ってる会社だったとしても、経営がうまくいかず倒産してしまい、その技術は(一時的かもしれないが)失われてしまった。もったいない。


あーもったいない。もったいない。

Mac OS X “Leopard”

WWDC 2006で次期Mac OS Xである "Leopard" が公開されたみたい。

新機能のリストを見て思ったんだけど・・・むー若干しょっぱいなぁ。
これだけじゃ今のOSから乗り換える魅力をあんま感じない。。。
「Time Machine」はいい機能だとは思うんだけどねぇ。
まあ現在の OS X の完成度が高いっちゅーことなのかな。
発売は来年の春ってことで、Vista にパクられるから公開しない機能もあるみたいなんだけど、そっちに期待だね。


ということで、まだ発表してない機能をざっくり予想してみると、
恐らく Xen に対応して、Mac OS XWindows VistaLinux が同時に走るようになって、
iChatSkype がお話できるようになって、iDVD が iHD か iBD とかになるって感じかな。
むー、これでもまだインパクトが薄いなぁ。


そろそろ Apple にマウスとキーボード以外の新ヒューマンインターフェースを使ったUIを出してくれることを期待したい。

結婚しました

同期がね(この始まり、昔も使った気が ^^;)


今回は、披露宴から招待され、また一緒に招待された同期で披露宴の余興を催しました。
前日に最終打ち合わせをしたんだけど、当日の台本を前日に大幅書き換えって感じになっちゃったけど、
結果としてそこそこ(まぁまぁ?)ウケた、、、かな?!


ちなみに、今回の芸は、恋愛予備校ブライダルコースの最終課題として、新郎新婦をモデルに

  • 出会い →運命アピール
  • 告白 →意外性をアピール
  • プロポーズ →自然体をアピール
  • 結婚式 →愛情をアピール

の理想的なブライダルストーリーを創作・発表するというものでした。
発表は二部構成になってて、前半は完全オチの部分。


出会いは、道でぶつかってドラゴンボールの話で意気投合って設定だし(不自然)
告白はテニスのサーブ打って、ボールを「I LOVE U」と揃えて告白だし(てか無理)
告白の返事は、テニスバックの中から新婦が出てきてOKって答えてたし(新婦はラケットバックに入ることができる人だから、これは可能?!)
最後はプレゼントしたメロンパンの中から指輪が出てきてプロポーズだし、
最初から最後までめちゃめちゃなストーリーでした。
あ、新婦役は男がやったんだけど、ぱっと見、キモ役でした。
けど、ムービー3回くらい見てくると、、、この女装も、まぁアリかな(笑)って感じで見えてくるんだよねぇ。


このストーリーを流したあと、別の人の作ったストーリーが流れて、これはちゃんと新郎新婦のなれそめに添った形のストーリーを発表。
そのリアルストーリーを話した後、半ば強引に新郎新婦におっまかせって流れに持って行きました。
おっまかせ(要はちゅーするってこと)は、新婦がちょっぴり照れてたけど、ちゃんとやってくれたので、成功っちゅーことで。


素晴らしいムービーを編集したTN、完璧なアドリブを発動しまくった講師役のTMO、何回も台本がリライトされながらも最後までとりまとめをやってくれたGTO、そして一緒に芸を完成させたみんな。どうもお疲れ様っ。


新郎新婦が、あの披露宴芸を見て喜んでくれたかどうか知らないけど・・・・
少なくとも参加したおいらは大満足でした。はっはっは。あ〜楽しかった〜〜〜〜

YouTubeをテレビで見たい

YouTubeのコンテンツをテレビでゆっくり見たい。そう思う人は結構いると思う。
ちなみにPCにある動画はこういった製品を使えば多分可能なんだけど
http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/catalog/item/p/pc-p3lan_dvd/index.html
TouTube(というかFlash)には対応してない気がする。
まぁ、でもこれは時間の問題で、そのうち対応してくれても不思議じゃないよな。


ちなみに、上記の製品ってPCのデータを直接再生してくれるんだけど、PCはあくまでストレージとして認識されるだけで、動画のデコードはテレビに接続したメディアプレーヤー側で行ってる(と思う)。デコードをメディアプレーヤー側で行ってるからこそ、PC側にそれほど負荷がかからず再生できるんだけど、デメリットとしてPCでは再生できるはずのフォーマット(今回だとFlash)がメディアプレーヤー側では再生できないことになってしまう。


これをPC側ですべてデコードを行い、デコード済みの画像・音声の生データをメディアプレーヤーに送る仕様にしてみてはどうだろう。
PC側の負荷は重くなるが、PCで扱えるフォーマットはほぼすべてメディアプレーヤーで再生できることになるし、つまりはテレビで再生できることになる。
多分こういったことを実現するための仕組みの一つがDLNAなんだと思うんだけど、個人的にはこの考えをもっともっと拡大して動画以外にも応用すれば面白いだろうなと思ってる。


例えば、PSPWEBブラウザが搭載されたが、正直日常的に使うにはつらい。それは画面サイズの制約もあるが、PSPの性能とメモリの制約でPCと比べてかなりもっさりした動きになってしまってるのが一番つらい(それでもがんばってる方だとは思うけど)。
これをPCありきの環境で考えて、ブラウザのダウンロード・レンダリングはすべてPCで行うようにし、PSPはあくまでネット経由で操作の指示と、レンダリング済みのデータを表示するようにすれば、結構快適にブラウンジングできるようになるんじゃないかな。
そうすればもちろんYouTubePSPで快適に見る事もできると思うし。


PSPを例に挙げたけど、テレビでも同じようにやってもいい。そうすればテレビなんかに高価なCPUのっける必要ないし。


高性能なPCが一家に一台ある時代なんだから、もっともっとPCを活用する家電が出てきてもいいと思うんだけど、
ネット家電ネット家電騒って感じでPCの変わりに家電を・・・とかいってる時代なので、そういった製品ってメーカーからは出てこない気はするなぁ、、、
どっか作ってくんないかなぁ〜

デバッグというもの

プログラムを書いてるとデバッグは避けられない作業となる。
デバッグする際には、デバッガを使ったりログ表示を多めに出したりすることも多い。
特にデバッガを効果的に使う人は、バグを見つけるのが早かったりするんだけど、プログラムの内容によってはデバッガを使えない状況も多々ある。
(デバッガの実装してるときに、デバッガは使えない、みたいな)


そういう時は、ログの出力を出せれば出すが、それも難しい場合はソースとにらめっこしながら、コードのシーケンスを頭の中で描きながらデバッグすることになる。
こういう状況でプログラムを書くことに慣れてくると、デバッガに頼らずデバッグする方法をたくさん用意するようになる。例えばdefine一つで、関数の開始と終了時にログが出力できるようにするだとか、assertをいっぱい入れとくとか、malloc/freeの呼び出し履歴を保存する機能とか。


しかし、上記の方法に頼ったデバッグをしてると、今度はデバッガを使える状況でもデバッガを使わなくなってしまう。
これはこれでよくない。デバッガを使って効率的にデバッグできる状況であれば、それを率先して使うべき。
優秀な人は、このデバッガを使ったデバッグと、デバッガを使わないデバッグを使い分けるし、なるべくならデバッガを使ったデバッグを使うように(使えるように)してる人だと思う。


しかししかし、プログラム書いてると、なんとなくここはバグが入りそうだからこういう仕様にしとこ、みたいにちょっとした工夫で未然に防げる(防げたはずの)バグもあったりする。
たぶん本当に優秀な人は、そういったことも無意識にやってて、バグに追われてデバッグするということ自体少ないんだろうなぁと思う。


ちなみに、バキという格闘漫画で、渋川剛気という柔術の達人が出てくるが、彼はトーナメントの途中「真の護身」というのに開眼し「そもそも危険のある方向に近づくことすらできない」という状態になり、試合前に会場に向かおうとすると無意識に会場から離れてしまうという状態になった。結局その後会場に行ってしまい、試合は負けたんだけど、そもそも負けそうな試合は避ける、というのが武術の達人の極意であるならば、プログラマにとっての極意は、

バグが出そうなプログラムは書かない

ということにならないか。
そう考えると、本当に優秀なプログラマとは、プログラムを書かない人、ということになる。
これは目からウロコ。


原因の分からないバグを延々と追ってると、そんな考えが頭をよぎってしまいますね。
おしまい