Windows Vista

Vistaが発売されて、UIが派手になっただとか、最新のPCじゃないと満足行く速度で動かせないとかって話をよく聞くが、MacMacOS 9 から MacOS X に移行してたときのほうがもっとひどかったと思う。


バグバグでしょっちゅうエラーになっちゃうのは当然で、最新のMacでさえもキビキビ動いてるとはほど遠いほど、遅くて遅くてしょうがなかった。
だけど、その後着々と改良していってOSは4回のメジャーアップデートを経て、そしてハードの進化していったことで、今ではほんといいOSになったと思う。


そんな MacOS X の出だしと比べれば、Vista のほうがよっぽどましだし、ウィンドウのちらつきがなくなったってだけでも使う価値ありって思うなぁ。


Intel Mac の新しいやつで Vista も快適に動くやつが出たら速攻買っちゃいそう。

ブログの死亡率

ちょっと前のスラッシュドットの記事だけど

ブログの更新をやめて78日経つと、それ以降ブログを更新しなくなる確率は90%だそうな。


このブログも前に更新したのが2006/10/25だったので、約60日ほど更新してないってことになる。


やばいね。このままじゃ死んじゃうべ。


ちゅーわけで、内容もないまま更新してみました。
というわけで今年もよろしゅ〜に(って誰に言ってるんだろ)

YouTubeの大量削除に思う事

ちょっと前のニュースだけど、JASRACやテレビ局がYouTubeに申請して、違法なコンテンツ3万件を削除したそうな。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/10/20/13685.html


まぁ、テレビ局とかが削除申請を出すのも当然だし、許可なくコンテンツをアップするのは違法っちゃー違法なんだけど、テレビ局にしてもユーザーにしても、もっとうまい方法で共存できないのかなって思う。


ただ、テレビ番組(地上波限定)ってのはCMがあって、そのスポンサーからお金をもらってるので、YouTubeにアップされてるような、番組の一部を切り取ってアップされてしまうと、いくらview数が多くても、CMカットされたスポンサー側には何のメリットもない。


ただ、ちょっと考えてみたんだけど、これがもし、スポンサーにメリットがある形でアップされてれば、そんなに削除されなくなるんじゃないかなぁ。


例えば、これ
http://www.youtube.com/watch?v=S2wZ5bvlBcI&NR


小林製薬の「トイレその後に」のCMのパロディなんだけど、これって小林製薬から削除依頼ってきっとこないよね。だって、このムービー見たら、絶対「トイレその後に」のフレーズ忘れなくなるからCM効果はばっちしなはずだし。


また、普通の番組の一部を切り取ってアップする場合でも、ムービーの最初の3秒にスポンサーの画面を入れておけば、view数が増えれば増えるほどスポンサーの知名度は上がっていくわけだから、企業イメージとかは別としてCM効果はそれなりにあるはず。


こんな形でまずは、スポンサーが好んで削除したいと思わないようにアップしておけば、スポンサーからお金をもらってるテレビ局も考え方をかえて、うまくYouTubeを利用する方向に話が進むんじゃないかなぁ。

gdi++の勢いがすごい

gdi++が密かに話題になってる(多分)
http://drwatson.nobody.jp/gdi++/


これを使うとWindowsで表示されるフォントが、Macみたくキレ〜に表示されるようになります。
初めて使う人は、文字がぼやけた感じに見えるかもしれないけど、自分みたいにMacに慣れた人間であれば、特に違和感なく使えちゃいます。非常に(・∀・)イイ!!


さて、ここ数日、gdi++の動向を見守ってるんだけど、その開発状況も見てて面白い。基本的には2chのスレッドで、要望とかバグレポートだけではなくソースの改善点も報告されてて、ほぼ毎日最新バージョンがリリースされている。多くの人が色んなソフトで動作確認してるみたいで、バグレポートも頻繁に上がってるし、色んなソフトの動確もしてるみたいだし、2chオープンソースがいい具合にコラボレートしてて、開発に勢いがあるって感じ。開発者もやってて楽しいだろうな。こういうの。

超漢字Vから想像する近い未来のアプリの形

超漢字Vが10月27日に発売するそうな。


超漢字について知らない人は、こちらを読むべし。純国産のOSです。

と紹介しておきながら、ぶっちゃけ超漢字自体はどうでもいい。注目したいのはその配布形態。
超漢字はOSなので、今まではインストールするには別マシンを用意するか、一台のマシンでOSを切り替えて利用する必要があったのを、超漢字Vからは VMware Player というエミュレータ上で動作させるようになる。
これにより、Windows を使いながら、その上のいちアプリとして超漢字が起動することになる。超漢字が扱える膨大な文字コードWindows 上からシームレス(かどうか知らんが)に使えるというのは、それはそれで意味のあることだと思う。


単純に考えると、わざわざエミュ上で動かすより、いっそのことアプリケーションとして実装したほうがいいんじゃないって考えもあるが(上記のスラッシュドットでも、そういったコメントがあった)、TRONベースゆえのスレッドモデルの違いや、超漢字が持つ独特のファイルシステムをいちアプリとして実装するのも難しいとは思う(ってコメントもスラッシュドットにあった)


さて、もうちょっと考えてみると、今後の形としてはやはり XEN で動かすようになるだろう。そうすれば Windows超漢字が、ある程度のオーバーヘッドがあるものの、ほぼネイティブスピードで同時に動くようになる(多分...)。


ところで XEN と言えば、サーバーの統合や古いOSを動かすための環境として考えられることが多いみたいだけど、こういった別OS上で開発されたアプリを、現在使ってるOSの上でいちアプリのように動かすためのインフラとして利用するというアイデアがもっと出てきていいと思ってる。
例えば Windows をメインに使いつつ、MacOS X の Finder でファイル管理をし、超漢字上のアプリで多言語を使ったテキストを印刷するってのも、理屈上できるはず。例えば Linux をメインに使いつつ、Windows にしか対応してない USB カメラとマイクを使って Skype で電話するってのもアリなはず。


もし、上記のような XEN の使い方がメジャーになってくれば、OS に求められるものに変化が出てくると思う。
今までは一つのOSでなんでも出来ることが求められてきた。つまり汎用OS。ただし汎用OSは色んなことがまんべんなく出来る変わりに、まんべんなく遅くて重い。


これが、XEN を使って、どのOS上で開発したとしても、別のOS上でのアプリのように動かすことができるようになると、今度は専用OSというのが求められてくると思う。例えばゲームなんかはゲーム開発に特化したOSで作って、Skype なんかはデバイスドライバ開発に特化したOSでUSBマイク・カメラのドライバとともに作って、テキストエディタなんかはとにかく軽いOSで作る、とかね。
専用OSに求められるのは、とにかく軽くてさくさく動いてくれることだろうし、とにかく何かに特化したOSであれば、個人でも作ることは可能なので、今以上にOS開発というのがメジャーになってくる。。。わけないかなぁ。。。